伝い歩きはいつごろから始まる?成長過程で知っておきたい練習方法や8つの注意点

伝い歩き

Hiroko

赤ちゃんが成長する過程の中に、「伝い歩き」があります。生まれてから、徐々に色々なことができるようになっていく赤ちゃんの成長は目を見張るものがあります。伝い歩きはいつごろからするのか、伝い歩きをするようになった時に注意しなければならないことをここでは解説していきます。

[1]伝い歩きとは

伝い歩きとは、まだ一人で歩くことができない赤ちゃんがテーブルやソファに手をついて伝って体を動かし、何かにつかまりながら歩くことをいいます。

伝い歩きはいつ頃から始めるの?

伝い歩きをする時期は個人差がありますが、平均では生後10ヶ月くらいから始めます。早い子だと7~8ヶ月くらいから始める子もいますし、1歳を過ぎても伝い歩きをしない子もいます。

伝い歩きはつかまり立ちをしてから?

赤ちゃんは生後8ヶ月ほどになると、何かにつかまって自分の足で立ち上がることが出来るようになります。これを「つかまり立ち」といいます。
今までお座りやハイハイをしていた赤ちゃんはつかまり立ちができるようになると、目線が高くなり視界が変わります。今まで見えなかった景色が見えるようになり、自分の足で立ち上がるという楽しさも加わり、どんなものにでもつかまって立とうとします。
足を踏ん張る力が強くなると、何かにつかまったまましゃがむことができるようになります。立つ、しゃがむを繰り返すことができるようになり、今度は横に足を一歩踏み出すようになります。

なかには足を上手く動かすことができず、伝い歩きをするまで時間がかかる子もいます。しかし、つかまり立ちをするのにいつまでも伝い歩きをしないからといって、そんなに心配することはありません。慎重な赤ちゃんほど、一歩が出るのがゆっくりの場合があります。初めての一歩は赤ちゃんにとっても勇気がいることなのでしょう。焦らず見守ってあげてください。
つかまり立ちから、ある時に一歩踏み出してまた一歩…そうして伝い歩きができるようになります。

伝い歩きから歩けるようになるまでどれくらい?

伝い歩きをするようになってから、一人歩きができるようになるまでは個人差が大きいです。伝い歩きをするようになっても、移動はハイハイがいい子もいますし、伝い歩きからあっという間に一人歩きを始める子もいます。この時期は赤ちゃん自身の足腰が強くなって、バランス感覚を養う期間です。伝い歩きの時期が長くても焦る必要はありません。
1歳を過ぎてもハイハイしている子もいますので、心配することはありません。

[2]赤ちゃんが伝い歩きを始めたら注意する8つのこと

赤ちゃんの伝い歩きはいつごろから?練習方法や知っておきたい注意点8つ(2)

伝い歩きをするようになった赤ちゃんは行動範囲が広がります。まわりのもの全てに興味を示し、つかまれるものには何にでもつかまり、伝い歩きをしようとします。そして、目にするものは手に取って口に入れてどんなものか確かめようとします。もし、手を伸ばすもの伸ばすものをその都度取り上げていたら、赤ちゃんの意欲をそいでしまいます。せっかくできるようになったことを思い切りやらせてあげたいものです。

また、赤ちゃんの足の裏はまだ平らで偏平足です。バランスを取るのが上手ではありません。
伝い歩きができるようになったら、危険なものはないか部屋を見渡して改善できるところは改善しましょう。それからテーブルや赤ちゃんの手が届く場所には何も置かないくらい、片付けましょう

  1. 床に滑りやすい素材の物を敷かない
  2. 床にラグなどを敷いている場合は撤去しましょう。赤ちゃんは頭が重く、バランスを取るのが難しいのです。もしもラグなどで滑ってしまった場合は頭から後ろに転倒してしまう危険があります。下に布を敷いていると滑って危ないのでやめましょう。

  3. テーブルの角にガードをつける・扉はロック
  4. 伝い歩きを始めたばかりの頃は、まだ尻餅をついたり転んでしまうことがあります。赤ちゃんが転んだ時に家具の角に頭などをぶつけて怪我をしないよう、家具の角にクッション素材のガードをつけましょう。
    また、行動範囲が広がった赤ちゃんは手が届くところのものに興味津々です。赤ちゃんは触って口に入れて知らないものを確認しようとします。引き出しの中のものは開けて中のものを取り出します。ポイポイ中身を出して好奇心を満たします。棚などの扉も開けられるようになります。洗剤やハサミなどが入っている扉を開けて怪我や誤飲につながらないように、扉にはロックをつけましょう。

  5. 家電、調理器具のチャイルドロックを忘れずに
  6. 一人歩きができない赤ちゃんでも、ハイハイをしてどこへでも移動します。移動をしてつかまれる場所を見つけてはつかまり立ちをし、伝い歩きをしようとします。冬などはヒーターのまわりにはゲートを置くなどしておきましょう。そして、家電や調理器具のチャイルドロックをしておきましょう。
    赤ちゃんは思いもよらないことをすることがあります。念には念を入れておくのがいいでしょう。

  7. フローリングの上にはマットを敷きましょう
  8. フローリングの床の上にはクッション素材でできたマットを敷いてあげましょう。フローリングは滑りやすいですし、転んだ時に頭を打ってしまうことがあるかもしれません。マットは100円ショップやホームセンターで売っていますので探してみましょう。

  9. 引っ張ると危ない物を撤去しよう
  10. 赤ちゃんは何にでも興味を示し、触ろうと手を伸ばします。テーブルの上にはテーブルクロスを敷かないようにしましょう。引っ張ってテーブルクロスが外れて転倒につながるかもしれません。
    また、電気コードを引っ張って事故に繋がることにならないように、電気コードも引っ張られないように工夫をしましょう。

  11. 踏み台になりそうなものを置かないようにしよう
  12. 伝い歩きが上手になってくると、赤ちゃんはどんどんまわりに興味を示し、もっと色々な物を触りたいと動くようになります。踏み台になるようなものを置いておくと、それに乗ってしまいます。まだ届かないだろうと思っていた所に届いてしまったり、思わぬ事故になってしまうことがあります。踏み台になりそうなものは置かないように注意しましょう。

  13. 誤飲の恐れがあるものを手の届く場所に置かない
  14. 赤ちゃんは何でも口の中に入れてしまいます。口の中に物を入れることでそれがどんなものか確かめているのです。その行動をすることによって、脳が刺激され知能が発達していくのです。
    だから、むやみにものを舐めるのを辞めさせる必要はないのです。しかし、口に入れて危険なものは部屋の中にたくさんあります。誤って飲み込んでしまったら健康を害するようなものもたくさんあります。伝い歩きをするようになると、手が届く範囲が広くなるので赤ちゃんが口に入れたら危ない物は片付けましょう

  15. 危ない場所にはゲートを設置しましょう
  16. 伝い歩きをするようになって、行動範囲が広くなるのはいいことなのですが、赤ちゃんに入ってもらいたくない場所もありますよね。キッチンや階段、玄関へは行かないようにしたいものです。入ってほしくない場所にベビーゲートを設置する、または出入り口に突っ張りラックをつけるなど工夫して中に入らないようにしましょう。

[3]赤ちゃんが伝い歩きをしない…練習は必要?

赤ちゃんの伝い歩きはいつごろから?練習方法や知っておきたい注意点8つ(3)

赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったが、なかなか伝い歩きをしない。親としたらまだ伝い歩きをしないのだろうか、と心配になるかもしれませんね。しかし、赤ちゃんの成長には個人差があります。

  1. 無理に歩かせなくても大丈夫!
  2. 伝い歩きをしないからと、親が無理やり伝い歩きをさせようとしなくても大丈夫です。無理にやらせようとしたら、かえって嫌がって歩かなくなってしまうかもしれません。伝い歩きよりもハイハイが好きな赤ちゃんもいますし、つかまり立ちをしてから伝い歩きをするまで時間がかかる子もいます

  3. 遊びの中で歩く練習をしても
  4. つかまり立ちをするけど、なかなか伝い歩きをしない赤ちゃんは、もしかしたら興味を引くものがないからかもしれません。無理のない程度に大好きなおもちゃで気を引いて練習してもいいかもしれません。
    テーブルにつかまって立っている時に、大好きなおもちゃをテーブルの上に置き、伝歩きをしたら届くところに置く。というふうにしてみると、触りたくて伝い歩きをするかもしれません。でも、これはあくまでも無理なく!

歩く練習は無理せず、ゆっくり。

伝い歩きをしない、と親が焦る必要はありませんので、安心してください。赤ちゃんに刺激を与えるため、公園で赤ちゃんより少し大きな月齢の子達が歩いている姿を見せることもいいかもしれません。
あまり長期間伝い歩きをしない場合は、もしかしたらつかまりやすい場所があまりないのかもしれません。そういう場合は親が少し手助けしてつかまれるものを用意してあげましょう。

おもちゃを使う!手押し車やカタカタと呼ばれる手押しのおもちゃが効果的

つかまり立ちはするものの、伝い歩きをしない。という赤ちゃんには伝い歩きの練習として、手押し車やカタカタと言われるおもちゃを使うのもいいでしょう。
つかまり立ちをして、少し伝い歩きが出来るようになった時に手押し車を与えてあげると喜んで遊びます。手押し車の取っ手を持ち、部屋の中を歩き回れる喜びを知ることができます。
そのためには簡単に引っくり返らないような構造のものを用意してあげてください。
手押し車を押して歩くことで足の筋力がつき、バランスを取ることも覚えていきます。

  • ベビーファーストウォーカー

  • カラフルで子供の興味を引くおもちゃが前後左右についています。手で触って動かして遊ぶので子供が飽きず、長く使えます。つかまり立ちをする月齢の子が立ち上がった時にちょうどいい高さで、程よい重さもあるので引っくり返ることがありません。
    レビューの中に「つかまり立ちをしたばかりなのに、2~3日でこの車を押して部屋中を歩くようになった」とあります。軽すぎないので、ゆっくり押して歩くのにちょうどいいため歩く練習になります。


  • おさんぽpipi

  • 昔からあるタイプの手押し車で、「カタカタ」と呼ばれるものです。レトロな雰囲気が感じられ、ホッとするデザインです。木材の部分はブナなどの広葉樹を使用しています。倒れにくい構造になっているため、赤ちゃんが取っ手につかまって立ちあがっても転倒しません。歩くとヒヨコがカタカタ音を立てて可愛いです。つかまり立ちをするようになった赤ちゃんが喜んで押して遊びます。木の優しい温もりを感じながら、あんよの練習ができます。


伝歩きをするようになったら靴を履かせてみよう

伝い歩きをするようになったら、そろそろ靴を用意してあげましょう。靴を嫌がる赤ちゃんもいるので、靴を履かせて急に外へ連れ出すのではなく最初は家の中で靴に慣れさせるのがいいでしょう。
そして、ファーストシューズは歩きやすいものを選んであげてください。固くて歩きにくいものだと赤ちゃんは歩くのを靴を履くのを嫌がり、歩くのも嫌がるようになってしまいます。
靴に慣れたら、靴を履かせて外に行ってみると新しい刺激を受け、赤ちゃんにいい影響を与えるでしょう。

[4]赤ちゃんの成長を見守りましょう

赤ちゃんが生まれてからの成長は親にとっては大きな喜びです。初めて笑った日、初めてお座りをした日、など親にとってはすべてが大切な記念日ですよね。いつ歩くのだろうか、などと心待ちにしていることと思いますが、赤ちゃんは自分のペースで成長していきます。
だんだん性格もはっきりしてきて、怖がりな子はつかまり立ちから伝い歩きをするまで時間がかかるかもしれません。行動的な子はあっという間に伝い歩きをして、一人歩きをするかもしれません。歩くのに時間がかかる子は慎重なのです。自分が安全だと納得しないと次のステップにいかないのかもしれません。だから急かさないでください。親はその子の成長を温かく見守ってあげてください。

赤ちゃんのなかには、歩けるようになると、歩くことが楽しくて抱っこを嫌がってしまう子もいます。自分が行きたいところへどんどん行ってしまい、追いかけるのが大変なことも。抱っこできるのは、その子の人生のほんの少しの期間なのです。小学性になったら抱っこさせてくれなくなりますよ。歩かないとヤキモキせず、「抱っこできる期間を楽しんでおこう」と思い、子育てを楽しんでください。
いつか、一緒にお散歩できる日がくることを楽しみに!

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