良好な夫婦関係を築きたい夫婦必見!夫婦喧嘩の仲直り方法とは?

夫婦間での喧嘩とはいえ、一度喧嘩してしまうとなかなか仲直りするのは難しいのではないでしょうか。原因は些細な事が多いので、こじれて大事に至る前に何とか解決したいものです。今回は喧嘩の原因や解決方法を紹介していきます。

夫婦も喧嘩するほど仲がいい?

喧嘩をすることは、悪いもことのように捉えられることが多いですが、必ずしも悪いものとは限らないようです。ここでは、喧嘩に関することわざや研究についてご紹介します。

「喧嘩するほど仲がいい」

「喧嘩するほど仲がいい」ということわざがあります。「喧嘩できる間柄ということは、それだけ仲がいい証拠」という意味で使われます。
夫婦になっている時点で、多少の不満はありつつも、もともと仲が悪かったという方はいないでしょう。
つまり、喧嘩ができるということは、相手との信頼度が高い、人間関係がしっかりしている間柄ということです。

「夫婦喧嘩は犬も食わない」

こちらは、「何でも興味を示したり食べたりする犬ですら見向きもしないのが夫婦喧嘩」という意味で使われます。

夫婦喧嘩の原因はつまらないものであること多く、そして一時的なものであることがほとんどのため、仲裁や心配は必要ないと言われています。しかし、些細なことが原因だったとしても、喧嘩している本人たちは真剣です。

周りで夫婦喧嘩を見つけたら、よほどのことがない限りそっと見守りましょう。そして、自分たちの喧嘩と冷静に比較してみましょう。そうすると、自分たちが改めるべきところも、見えてくるかもしれません。

夫婦喧嘩の原因

ことわざにもあるとおり、夫婦喧嘩の原因は些細なことが多かったりします。また、お互いへの甘えが原因であることも考えられます。

ここでは夫婦喧嘩の原因になりがちな3つの言動をご紹介します。

夫婦喧嘩の発端は些細なことが始まり!意外と難しい夫婦喧嘩の仲直り

相手のことをを否定したり、批判したりする

ついつい、自分の意見を主張するあまり、相手を否定したり、批判してしまうことは多いのではないでしょうか。肯定する言葉に置き換えてしゃべるように心がけるだけで喧嘩にならずにすむことがあります。

いつの間にか、「やってもらって当たり前」という考えになっていないでしょうか。何かを頼むときに「やっておけ」、思う通りになっていないと「なんでやっていないんだ」ということを言いがちになっていませんか?

とにかく、何かをしてもらったらお礼を言うようにしましょう。お礼の言葉を言うだけで、喧嘩を回避できる回数が増えます。

相手に自分の意見を押しつける、何かをするように強要する

否定や批判がひとつの言葉になって出てくることがあります。勢いで出てしまうことも多いので、腹が立ったときは一度深呼吸しましょう。

やってほしいことがある時は、「お願いをする」というスタンスで言葉にしてはいかがでしょうか。

こんなことをお願いするのか…と思わず、こういう頼み方をすることで自分のほうが大人なんだ、と考えを変えて挑戦してみましょう。

もちろん、言葉だけではなく、態度も気をつける必要があります。下手に出て相手の様子を見ることも大切です。それによって快く引き受けてくれるのであれば、積極的に活用しない手はありません。喧嘩も減り、やってほしいこともやってもらえて、一石二鳥です。

無視する

無視をするというのは喧嘩もしなくなってしまう状態です。まさに冷戦です。先ほどご紹介したことわざのように喧嘩をしているほうがまだいい状況かもしれません。

互いにコミュニケーションをとらずにいると、精神的な距離がどんどん離れていってしまいます。

「何を言っても無駄」という考えや、相手を「どうでもいい」と思う気持ちが蓄積していくにつれ、「言葉や態度などの行動」がどうでもいいという考えから「相手自身」どうでもいいというように、どんどん気持ちが離れていってしまうのです。

お互いを無視する状況が続くことは、夫婦にとって最悪の事態にもつながりかねません。この場合は多少の喧嘩を覚悟して、まずはコミュニケーションを復活させましょう。

夫婦喧嘩で仲直りするのに必要な考え方

自身の考え方を少し変えてみたり、頭を冷やしてみることで、夫婦喧嘩は意外と早く解決できることがあります。
そこで、夫婦喧嘩の仲直りに必要な考え方をまとめてみました。

夫婦喧嘩の発端は些細なことが始まり!意外と難しい夫婦喧嘩の仲直り

夫婦喧嘩は勝負ではない

喧嘩を勝負だと考えてしまうと、歩み寄るのが難しくなってしまいます。謝ったり許したりすることで、負けた気分になってしまうためです。きっと相手も同じ気持ちなのではないでしょうか。

仲直りをしたいと思ったら少しでも歩み寄りの態度を示すことが大切です。また、相手が歩み寄る態度を見せてくれたら、それを拒否せず受け入れるようにしましょう。

距離を置いて頭を冷やす

喧嘩した直後は、興奮している状態のため、冷静な判断や解決にはなかなか至らないものです。
そんな時は距離を置いて頭を冷やすようにしましょう。

家を出て行く必要はありません。壁を隔てて一人になる空間を作るだけで充分です。物理的な距離が離れることで、自分の感情と向き合いやすくなります。

相手から見えない環境、一人で冷静になれる環境を作るということも大切です。じっくり考える時間を作ることで、今後のことについても考える余裕ができてきます。

ずっとにらめっこしていると、いがみ合っている時間が長くなってしまいます。にらめっこしている状態では冷静に考え事もできなくなってしまうため、距離をとるというのは悪いことではないのです。

無視をされたらしばらく放置

お互いがずっと意識的に無視を続けている状態になるのは問題ですが、喧嘩直後は冷却期間としてお互いに口を利かないようにするのもひとつです。

興奮している状態で口を開くと、喧嘩が再燃してしまうためです。冷静になるまでは、お互いがお互いを放置するようにしましょう。

声をかけても無視をする、という状態は、相手を相当怒らせている可能性があります。
また、相手も冷静になる時間がほしいと思っているのかもしれません。お互いに冷静になったと感じられるタイミングがきたら、声をかけるようにしましょう。

夫婦喧嘩はおあいこ

夫婦喧嘩も喧嘩のひとつです。”喧嘩両成敗”という考え方を元に、喧嘩になった以上、「どちらも正しくない」、「どちらにも悪いところがある」と考えてみるのも
つの方法です。

無理にいいところを探そうとしても腹が立つだけです。両方の悪いところと向かい合うことで、自分にも悪いところがあったかもしれないと感じることができるかもしれません。

一つでも自分の悪いところを見つけたらこの考え方を思い出してみることで、「喧嘩になってしまった以上おあいこ」と考えるきっかけになるでしょう。

相手を理解する為に悩む

これから喧嘩せず仲良くやっていくためには、相手を理解することが不可欠です。今後、何十年も一緒に暮らしていくことになるのですから、相手の理解なくして共同生活を続けていくのは難しいでしょう。

結婚してからは、お互い妥協も必要です。結婚するまで違う生活環境にいた2人が共同生活を送るからには、今までと同じように生活ができると考えていては食い違いが生じます。

相手を理解し、妥協できるところは妥協しながら新しい生活環境を構築するのが、結婚した二人の課題でもあります。

そのためには、相手はなぜこういう行動をとっているのか、相手のために悩みましょう。
相手のために悩んでいるうちに、理解できることも増えていくものです。感覚がつかめたら、相手の行動パターンを察知して喧嘩を回避できるようになるでしょう。

夫婦喧嘩の謝り方

夫婦喧嘩の発端は些細なことが始まり!意外と難しい夫婦喧嘩の仲直り

謝り方にも色々あります。直接会ってあやまる方法や、ツールを使ってあやまる方法などです。そこで、喧嘩をした時の謝り方についてまとめました。

誤る方法をいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてください。

直接謝る

面と向かって謝ることで誠意が伝わります。表情やしぐさ、声の調子なども全部相手に伝わるものなので、本当に謝りたいと思って接していれば、相手も受け止めてくれるはずです。

直接謝られることで、相手も怒りがおさまり、今後改善してくれるだろうと期待をこめて許してくれるかもしれません。

謝る場面になった時、伝える順番や、選んだ言葉なども重要になります。一番いいのは、自分に非があることを認め、今後どのようにするかを話して、相手の感情に配慮した言葉をかけることです。

自分に非があることを認めるのはとても難しいことですが、実は、この謝り方はできない人が多い分、メリットも大きいのです。

なぜなら、誠意や反省の気持ちがより伝わりやすく、悪い印象が良い印象に変化し、人間関係の回復を早める効果があるからです。これはビジネスの場面でも活用できる方法です。

電話で謝る

相手と会う時間がなかなかない、家に帰ってきてくれなくなってしまった、すれ違いの生活が続いている、そんな時は電話をしてみるもの1つの方法です。」

近年は携帯電話が普及していて、ほとんどの人が携帯電話を持っています。着信拒否をされていなければ、つながるはずです。

勇気を出して電話をかけてみましょう。携帯電話で直接話せなかった場合は、留守番電話に残しましょう。

留守番電話に記録できる時間は短いですが、自分の考えていることを伝えるのには有効です。

相手が直接話をしたくないと考えて、わざと電話に出ないことも考えられますが、留守番電話なら聞いてくれるかもしれません。

留守番電話で伝えること、電話がつながったときに話す内容は事前にまとめておくといいでしょう。

できるだけ、それ以外のことは話さないように心がければ、電話中に喧嘩の火種を生むことは少なくなるはずです。

また、留守番電話も途中で内容が切れてしまわないように、短い秒数で伝えたいことが伝えられる文章を考えておけば、慌てなくて済みます。

直接話をする場合は、表情が伝わらない分、声のトーンに気をつけて会話するようにしましょう。

イライラしているように聞こえてしまうと逆効果なので、ゆっくりしゃべるようにすることをおすすめします。

手紙で謝る

あえて、手書きの手紙を相手に渡します。丁寧に手紙を書けば、相手もその誠意を察してくれます。口を利いてくれなければ、カバンに入れておく、テーブルに置いていくなどでもかまいません。

相手が離れたところで生活するようになってしまっていれば、郵送するという方法もあります。同時に、実際に自分の手で文字として書き起こすことで頭の中を整理することができます。

そうしているうちに、自分の中で気持ちの整理もつき、反省点が見えてきたり、どのように自分の気持ちを伝えるようにするのかということが見えてきます。

また、自分の書いた手紙を客観的に読み返すことで、受け取った相手がどう感じるのかを考えることが可能になり、不快に感じることがあると思えば書き直すことができます。

受け取った相手も、手書きの文章で書かれた手紙はしっかり読むものです。書き手側の気持ちが伝われば、手紙に関して何らかのリアクションが返ってくるでしょう。

手紙のやり取りという時間のかかる方法をあえてとることで、お互い冷静なやり取りをすることができるようになり、仲直りにつながります。

メールで謝る

携帯でもパソコンでも確認できるメールは、とても便利なツールです。直接メッセージをやり取りできるSNSでもかまいません。

最近は会社の退職をメール一本で伝えるような人もいて、そのようなやり方はマナー違反だと言われます。

しかし、直接会うこともできず、電話もつながらなかったら、取っ掛かりとしてメールをするという方法は有効です。

また、メールは生活の時間にすれ違いがあった場合でも、お互い都合のいい時間にやり取りをすることが可能です。

本当は直接会って話したい、謝りたいという気持ちをメールで伝えるといいでしょう。
直接会うきっかけを作るために利用してもかまいません。

返信までの待ち時間が長くなるという欠点もありますが、気長に関係を修復できるようにしましょう。

相手の返事をせかしたりすると、逆効果になることが多いので、返事がくるまではじっと我慢する必要があります。

夫婦喧嘩は時間が解決することも

夫婦喧嘩の発端は些細なことが始まり!意外と難しい夫婦喧嘩の仲直り

さまざまな夫婦喧嘩の仲直り方法をご紹介してきましたがいかがでしょうか。何もしなければ、いつまでも仲直りすることはできません。どちらかが歩み寄る必要があります。
しかし、夫婦喧嘩は時間が解決してくれることもあります。冷静に話せる状態になってから、落ち着いて話し合ってみてはいかがでしょうか。

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