子どもの甚平の簡単な作り方!型紙や手ぬぐいを使おう!

夏になると、お祭りに出かける子どもの嬉しそうな姿をよく見かけるようになりますね。夏といえばお祭りと花火の季節です。そして、このときに着るものといえば浴衣や甚平ですね。実は、子どもの甚平は、わりと簡単に作れるって知ってますか?裁縫の経験があまりないというママも、初挑戦というママも、“これならできるかも!?”そんな身近で手に入る手ぬぐいを使って作れる甚平の作り方を紹介します。

子どもの甚平の型紙は?

いざ、“かわいいわが子のために甚平を手作りしてみよう!”と、思い立っても、相当な上級者や経験者でない限り、型をおこすところから作るというのは至難の業です。手っ取り早く、わかりやすくい型紙と材料の調達をしようと思うと、当然のことながら、手芸屋さんに行くのが一番早いですね。

あとは、インターネットとプリンター環境が自宅にあるという人は、無料で甚平の型紙をダウンロードできるサイトがありますので、そちらからお気に入りの型を探して印刷して使うといいと思いますよ。

■参考価格 税込 1,480円~
■発売日 2009/4/28

手芸屋さんで型紙を買う場合

手芸屋さんに行くと、子ども服や小物、編み物、などの作り方と型紙がセットされた本が置いてあります。

これからも、いろいろと手作りに挑戦しようと思うなら、気に入ったテイストの1冊を購入する手もアリなのですが、“とりあえず今回は甚平だけ作ってみよう”という場合は、子ども用甚平だけの型紙というのが、本のコーナーとは別に置いてあると思います。だいたい、ここには、子ども用エプロンとか、スタイとか、スモックとか、そういったものの型紙が、それ単体で売られているんです。

本に比べて、値段も安く、その型紙しか入っていないので、“これ作りたいときは何ページ?この型紙はどれとればいいの?”と初心者がつまづきやすいポイントで初っ端からつまづく心配がない点が、手作りに慣れていない人におすすめですよ。

インターネットからダウンロードする場合

キーワードとして、“こども”“甚平”“手ぬぐい”“無料”と入力すれば、いくつもの無料型紙が登場します。同じ甚平といっても、上は似たようなデザインですが、下はブルマタイプのものや短パンタイプのものなど、よく見ると違っていますし、中には凝ったデザインで中級車~上級者向けの型紙もあります。

自分のできそうなレベルの型紙を見つけてダウンロードしたら、プリンターで印刷するか、プリンターが自宅にない場合は、PDFデータをUSBやSDカードなど、何かしらのメディアにデータを保存して、コンビニのコピー機から印刷するという手もあります。

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子ども 浴衣

子どもの甚平の簡単な作り方!

生地や手芸のお店といったら、私が大好きなのが“大塚屋”さんなのですが。大型の店舗で生地の種類も豊富、その他用品もここへ行くと揃っちゃう上に、町の手芸屋さんと比べて断然安い!!ので、私は月1、多い時はもっと通っているお店です。この大塚屋さんのサイトに無料で甚平の型紙をアップしてくれています。

PDFデータにしてくれているので、パソコンからデータ保存すれば、コンビニのコピー機から簡単に印刷できますし、パソコンを開きながら作っちゃってもいいですね!

材料の購入時に確認する点

生地を買う時には、生地幅を確認してから購入しましょう!生地は90㎝幅、110㎝など、幅に違いがあります。型紙で110cm幅×1.5m必要となっていた場合、1.5mに意識がいきがちですが、ここで誤って90㎝幅の生地を選んで1.5m購入していては、型紙通り作るときに足りなくなってしまいます。

気に入った生地が型紙の指示する幅と違った場合は、じゃあ何㎝買えば足りるのか?ということを計算しながら購入する必要がありますよ。“よくわからない”と、困ってしまったら、店員さん聞きましょう。だいたい手芸屋さんの店員さんは経験者なので、教えてくれます。また、材料に含まれているゴムテープなどは、大きい手芸屋さんでは10㎝単位で計り売りしています。

3m巻や5m巻を買ってもいいのですが、結構余ってしまうので、店員さんに“1.5㎝幅のゴムテープを50㎝ください”というと、必要分だけカットして販売してくれるので無駄がありませんよ。

あると便利なアイテム

もちろん、一番あると便利なのはミシンですね。これは、当然のこととして…。小物であると便利なグッズは、チャコペンなんですが、これがいろいろありまして。

昔、私が小学生のころの裁縫箱には石のようなチャコペンが入っていましたが、今は時間がたつと消えるペン、や、カートリッジで粉の詰め替えができる書きやすいチャコペンなど道具が進化しています!!

水性チャコペン

これは、私の愛用品です GOODポイントは、ペンなので力を入れなくても描けるところ。なので、生地が筆圧で引っ張られたりヨレルこともありません。しかも、時間がたつとアラ不思議!!線はきれいに消えるんですよ。

クロバー F-チャコライナー ペン型 チャコペン

このチャコペンも愛用品 こちらは、型をとるときに線を引く生地の裏側が黒など深い色だった場合に使います。水性チャコペンは便利なんですが、黒っぽい生地の場合は引いてもすぐ線が見えなくなっちゃうんですよね。その点、こちらは引くとそうそう消えません。さらに、カートリッジ式で、中の粉がなくなったら、それだけを購入して付け替えできるので経済的なところも◎

方眼定規50

定規はたいていのお宅にあるかと思いますが、あっても20㎝か30㎝定規ではないですか?私も手芸を始めたころは、家にあった20㎝定規でつなぎながら線を引いていたんですが、やってみるとわかりますが、これぜったい線が歪みます!!(私が不器用なんでしょうか。)

ところが、この手芸用定規を使うと大概の線が1本できれいに引けますし、方眼定規になっているので、自分で長方形など平行の線を引くときも失敗が激減します。

クロバー パッチワークアイロン

アイロンは手芸の必需品といえるのではないでしょうか?パッチワークアイロン(ミニアイロン)を紹介しましたが、お宅に通常のアイロンがある人はそれで十分です。アイロンを折り目に当てておいてから縫うだけで、仕上がりが断然きれいになりますし、なにより縫いやすさが違います。このひと手間はぜひかけてくださいね。

おすすめ生地

リップル生地

リップルとは、“さざ波”という意味で、布生地を部分的に強く縮ませてデコボコした風合いの生地です。サラッとしていて涼しく、甚平や夏のパジャマに最適ですよ。

サッカー生地

経糸に収縮率の違う糸を 何本かおきに配列して織ったもので、生地を触るとポコポコとうねりがあります。肌に触れる面積が少ないので、布が肌に張り付かず、夏の衣類に適しています。

注意点

購入した生地に上下、左右と方向がある柄の場合、型をとるときに出来上がりをイメージして、型をとる方向を考えながら裁断してくださいね!

ドットのように、模様の向きをもたないデザインのものならいいのですが、例えばストライプ生地なんかを選ぶと、向きを考えて作らないと場所によってはボーダーになっているなんてことに…。

子どもの甚平を手ぬぐいでアレンジ!

まだ、お子さんが小さく、サイズ的には90くらいまでを着用しているという場合は、手ぬぐいを使った作り方もありますよ。こちらも、インターネットで型紙が紹介されています。

ume*onigiri

さて・・・では早速うめちゅ流(=なんちゃって和裁)手ぬぐい甚平の作り方【用意するもの】手ぬぐい(できれば柄の上下がないも…

こちらでは、手ぬぐいを3枚使用して90サイズの甚平を仕上げています。こちらの型の型紙を使って、手ぬぐいは100均にあるものを購入し作ったという人も発見しましたよ。

材料費300円でできるとは嬉しいですよね。また、楽天市場でも手ぬぐいでできる甚平の型紙が売られています。インターネットの画面を参照に型紙を作って、生地の裁断までこぎつける自信がないなぁという人は、まずは型紙を買ってしまうのも手だと思いますよ!

さいごに

私がハンドメイドに目覚めたのは4年ほど前です。やはり、きっかけは子どもで、かわいいスタイを作りたい!ということからでした。スタイなんて簡単でしょと、作り始めたんですが、きちんと裁縫するなんてよく考えたら義務教育ぶり!?簡単なはずなのに…。ちょっとした用語がわからない、型をとったはずなのに、ずれていくし、縫い目はゆがむし…。そんなスタートでした。

それでも、上手くできないところを母や、手芸屋の店員さんに教えてもらったりしながら、少しずつ少しずつ、それなりのものが作れるようになってきました。

最初のころに作った、子どものエプロンなんて、今見たらかなりプププッな仕上がりですが、それもまたいい思い出としてとってあります。仕上がりのクオリティーも大事かもしれませんが、かわいいわが子のために手作りして費やした時間と労力!これを感じたら、きっと、どの子も喜んでくれるはず。この夏は、愛情たっぷりの甚平を着せてお出かけしましょっ!

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