遠足といえば思い出すもの、それは何といってもおやつではないでしょうか。学校で決められた金額を手に、遠足前に駄菓子屋さんで真剣に選んだ!という思い出が残る人たちも多いはず。今でも遠足前のスーパーでは「あとどれくらい買っていいの?」「まだ決まらないの?」という親子連れの会話が目につきますよね。思い出話は尽きませんが、イマドキの遠足おやつ、何が人気なのでしょうか?定番をご紹介します。また、おやつは市販品だけに限らない!というわけで手作りのおやつについてもご紹介します。
「遠足のおやつで定番で人気なものは何?」
時代や地域によっても変動があると思いますが、参考までにあるサイトで行われたアンケート結果を見てみますと、
- 1位 グミやソフトキャンディ
- 2位 ラムネ
- 3位 スティック型スナック
(参考元 チャレンジ3年生はてな?はっけんブック5月号)
となっています。
学校によってはガム・飴・チョコレートが禁止されているところもあるようですので、それらを除いた中からのランキング結果に。確かに子供が好きなものばかりです。
共通するポイントとしては
- 小分けされているor一つ一つが小さくて食べやすいサイズ
- 色々な味を楽しめる
といった点でしょうか。
チョコレートは禁止されている場合でも、コアラのマーチやパックンチョは手が汚れないので人気があるようです。
また甘いものだけではなく茎わかめや酢昆布、干し梅など昔ながらの駄菓子もまだまだ根強い人気の様子。
量についても30円や50円などの小さなお菓子を予算ギリギリいっぱい購入する派と、大好きなお菓子を2個といったふうに一点豪華主義に走る派とさまざま。これは今も昔も変わらないようです。
「遠足のおやつを手作りするなら何がおすすめ?」
かつて参加した遠足では、小学4年生の女の子が「昨日、お母さんと一緒に作ったクッキー」を友達はもちろん、教職員にまで配り歩いていました。
確かに先生たちも、子供の手作りといわれたら拒むわけにもいきませんよね。
大量に作って人に配り歩く!とまではいかないにしても、やはり「遠足のためにお母さんが手作りしてくれた!」「自分で作ったおやつ!」は、子供にとっては嬉しい要素。
ではどんなおやつがいいのでしょうか?
子供の大好きなおやつでもいいですが、やはり遠足に持っていくものなので食べやすいものが一番です。
クッキーやパイなど、片手でつまんで食べられるもの、手が汚れにくいものがベストです。
また夏場など暑い時期の遠足で注意しなければならないことは食中毒。
傷みやすい食材、チョコレートなど溶けやすい食材を使うのは避けましょう。
また色々なアレルギーを持つ子供がいますので、手作りおやつは基本的には子供さんが自分で食べる用にした方が無難です。
もしもお友達を交換したいようでしたら小分けに包装するといいでしょう。
「遠足のおやつの手作り方法を解説!」
簡単&遠足にぴったりなおやつのレシピ、集めてみました。
参考にどうぞ。
【型抜きクッキー】(約20個分)
〈材料〉
- バター 90g
- 砂糖 55g
- 卵 一個
- 薄力粉 170g
〈作り方〉
- バターを室温に戻します。指で押してみてすっと沈むようになればOK
- マヨネーズ状になるまで泡立て器でよく混ぜます。
- ①に砂糖、卵を3回に分けて加えます。その都度よく混ぜて、分離しないように気をつけます。
- 薄力粉をふるいにかけながら②に加えます。泡立て器からゴムべらに持ち替え、さっくりと混ぜ合わせます。
- ③をラップに包み、冷蔵庫で3時間休ませます。
- ラップの上からラップを重ね④をはさみ、上からめん棒で2mmの厚みに伸ばします。
- 好きな型で抜きます。
- 170℃で予熱したオーブンで25分焼きます。
- 焼けたらオーブンからとりだし、予熱をとって出来上がり。
【ラスク】(作りやすい分量)
〈材料〉
- フランスパン 一本
- 卵白 一個
- 砂糖 50g
- バターもしくはマーガリン 適量
〈作り方〉
- パンは6~7mmの厚みにスライスします。
- オーブンを200℃に予熱します。
- ①のパンを6~7分加熱します。(表面が乾くまで。焼き目は入れなくてもいいです。)
- ②の裏面にバターもしくはマーガリンを薄く塗る。次に卵白と砂糖を混ぜたものをハケで薄く塗ります。
- ③を200℃のオーブンに入れきつね色になるまで10分ほど焼きます。
- 予熱が取れたら密封容器に移しましょう。常温で3日ほど保ちます。
乾燥剤を入れると更に長持ちします。
【簡単ジャムパイ】(作りやすい分量)
〈材料〉
- 冷凍パイシート 1枚
- お好きなジャム(苺、ブルーベリー、りんごなど) 適量
- 卵黄 1個分
〈作り方〉
- 冷凍パイシートを室温で柔らかくしておきます。(冷蔵庫に3時間置いてもOK。特に夏場など暑い時期はおすすめです。)
- 解凍した冷凍パイシートを切り分けます。メーカーにもよりますが、4分割程度だと成型しやすく、子供が二口程度で食べきるのでちょうどいいです。
- カットした冷凍パイシートの1/2の部分に切り込みを入れます。残る1/2にジャムをのせます。このとき、真ん中が山になるようにのせると後から便利です。
- 切り込みをいれたパイシートをジャムをのせた方にかぶせて、まわりをフォークで閉じます。
- 卵黄をハケで塗ります。
- 210℃のオーブンで約10分焼き、180℃に温度を下げてまた15分焼きます。
- 出来上がり
楽しい遠足の思い出作りに、手作りお菓子が加わると最高ですね。
簡単なものばかりですので、時間があればぜひお子さんと作ってみて下さい!
いつもより特別な遠足になりますよ!