海外ノマドワーカーのための持ち物や保険の選び方!おすすめの東南アジア都市5選も事前にチェック!

最近よく耳にする「ノマドワーカー」という言葉ですが、皆さんはどんな仕事かご存知でしょうか?最近は、日本を出て海外ノマドワーカーとして働く際の、メリット・デメリットを解説していきます。「会社を辞めて自分で仕事をしてみたい!」「海外でフリーランスの仕事をしてみたい!」と思っているあなた、必見です。

ノマドワーカーってどんな仕事?

ノマド 海外

最近、「起業」「フリーランス」という働き方を選ぶ人が増えてきています。今流行りの”YouTuber”や”プロブロガー”もその部類に入ります。会社に雇われる働き方ではなく、自分のスキルでお金を稼げる手段が色々と変わってきていますよね。

今やネット社会で、PCひとつあれば仕事ができる世界となっています。学生でも、学校に通いながらPCで稼いでいるのはもはや「普通」の時代に突入しています。何か自分の強みや特技を生かしてPCでお金を稼げるため、日本を出て生活費の安い海外に拠点を移して仕事を始める人が増えています。

ノマドの意味合い

「ノマド」とは、英語で放牧民を意味します。放牧民は、食料のある場所を求め自由に移動しながら生きています。“自由に移動しながら”という点が似ていることから、ノマドワーカーと呼ばれるようになりました。

昭和の時代なら、考えられない働き方です。書類の郵送で仕事のやりとり、対面で書類を受け渡し印鑑を押印しないと完了しない時代から、今やメールやラインを1通送信するだけで領収書も添付でき、給与も数秒で送金できてしまいます。顔と顔を合わせなくとも仕事ができ、お金を稼げるというインターネットが普及した時代ならではの働き方と言えるでしょう。

PCとネット環境があればできる仕事

ネット環境があればPCで仕事ができますので、場所や時間にとらわれず働けます。会社勤めの場合、会社は決めた時間に出社し、休日も有給休暇以外は会社指定の休日しか休めません。

ノマドワーカーなら、休日は休みたい日を自分で設定するので自由度100%の仕事です。会社内での人間関係の悩みなどもなく、通勤する時間も必要ない自由度が高い働き方から、ノマドワーカーに憧れる人が急増しています。日本では、WIFI完備のカフェやコワーキングスペースなどでPC作業をする人が多いようです。

ノマドワーカーに向いている人・向いていない人

最近、小学生の将来なりたい仕事ランキングで上位に入ったyoutuberですが、やる気があればできそうな仕事ですが果たしてノマドワーカーという仕事の適正などはあるのでしょうか?

ノマドワーカーに向いている人

ノマド 海外

プロブロガーやユーチューバーなど、自己プロデュース力が高くないと人気は出ません。「積極的に自分を売り込める人」なら、スキルを磨きながらでもノマドワーカーとして芽が出てきます。自身の良い点、強みをいくつも挙げられる人はノマドワーカーとして才能があります。

「まずはやってみよう!」と挑戦意欲がある性格は、失敗しても軌道修正できるのでノマドワーカーとして向いていると言えます。収入も毎月ある会社員とは違いますので、収入が減っても「次は何とかなる!仕事をあらたに取ってみせる!」というふうにプラス思考な性格だとなお向いています。

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ユーチューバー

ノマドワーカーに向いていない人

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自分を売り込むのが苦手と思う人は、正直ノマドワーカーに向いていません。自分を売り込んで営業したり、積極的にコミュニケーションができる人ではないとビジネスチャンスは舞い込んでできません。

失敗を恐れたり、準備を万端にしてからじゃないと不安な心配性な性格も、ノマドワーカーには不向きと言えます。収入が安定しないので、「もうだめかも…」とマイナス思考に陥りやすい人も不向きです。

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海外ノマドワーカーは保険をどうしているの?

日本で「ノマドワーカーとして働いていけそう!」と確信が持てたら、海外に拠点を移す人が増えています。それはなぜでしょうか?ズバリ、家賃・生活費が安いからです。バックパックひとつで、所持金数万円で各国を回る人もいるくらいですから、食費などが安いので海外に行ってみてノマドワークを始める強者も少なくないようです。

海外では町中にWIFI環境が多く、比較的多くの店で仕事ができる環境が整っています。それも理由で海外ノマドワーカーを目指す人が増えています。そこで、海外で生活を始める前にチェックしておきたい、最低限必要な持ち物や、必要手続きなどを詳しく解説していきます。

海外ノマド用の持ち物

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最低限必要なものはズバリPCとパスポートです。自身の体験ブログなどで稼いでいる方は、写真を載せるためにスマホや携帯か高画質カメラが必需品に加わります。

また、海外での何かあった際に適用される保険は入っておいた方が良いので、後ほどクレジットカードの保険についてもご説明します。クレジットカードも、必須ではありませんが1枚持っておいたほうが無難です。

日本から住民票を抜く?

日本に住民票を置いたまま、数ヶ月ビザを取得し海外で仕事をすることも可能です。その場合、海外にいる間も住民税などの税金は発生し続けます。数ヶ月ではなく、数年日本を出る予定があるなら、個人差はありますが年間数十万円かかることになります。

それを回避するために、日本にある住民票を抜いて、「住所不定」にして税金をかけない方法もあります。病気になった場合は、住民票をまた戻せば日本で病院を受診できます。日本の税金の定義は、「居住者かどうか」がポイントです。それがない場合、税金の支払い義務はなくなります。

住民票を抜く方法は、最寄りの市役所で【海外転出届】を提出します。ただし、1年の途中で海外転出届を出しても、適用されるのは翌年1月1日以降になります。毎年1月1日に住民票があるかどうかの確認があるので、早く住民票をぬきたい場合には注意が必要です。

クレジットカードの保険に入る

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クレジットカードをまだお持ちでない場合は、海外でも適用する保険が付帯しているものを選びましょう。海外では、盗難被害やスキミング被害も多いです。長期間、ノマドワーカーとして働く予定があるなら事前に加入しましょう。

また海外キャッシングができるクレジットカードなら、現金を簡単に引き出せる便利な機能もあります。

おすすめ!海外旅行保険適用のクレジットカード

年会費も無料の、日本に帰国しても長く使える最短即日発行のクレジットカードをご紹介します。

  • エポスカード

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出典:エポスカード

  • セディナカード Jiyu!da!

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出典:セディナカードJiyu!da!

世界中で利用OKなプリペイドカードもおすすめ!

日本円をチャージして世界各国の通貨を現地ATMで引き出せるプリペイドカードがあれば、日本円で事前にチャージをしておくだけで、海外のAYMで現地通貨を手軽に引き出せます。もしものときのために、1枚持っておくと安心ですよ。

  • NEO MONEY

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出典:NEOMONEY

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  • MoneyT Global

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出典:MoneyT Global

海外で病気になった場合は?

上記のクレジットカードなど、海外での医療も適用される保険に入っていれば安心して現地で病院受診ができます。クレジットカードでの海外保険を使うことをおすすめします。長期間の入院が必要で日本でのかかりつけ医などが良い場合、住民票を戻しておけば日本で病院受診ができます。

海外ノマドワーカーならではのメリット

それでは、実際に海外でノマドワーカーとして働くことで得られるメリットはどのようなことがあるのでしょうか。

生活費が日本より安い

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前述したとおり、海外は国にもよりますが家賃、飲食代が安いです。国によっては日本の半分ほどの給料でも豪華に毎日外食生活が可能です。日本から近く、またアメリカなど欧米よりも生活費が安い東南アジアが特におすすめです。

東南アジアで海外ノマドワーカーに人気の国をご紹介します。

インドネシア バリ島

 
リゾート地でも知られるバリ島ですが、旅行先だけでなく日本人が移住先に選ぶ人気の国となっています。理由は、住みやすい気候と生活費の安さです。ネット環境も整備されており、街中には「コワーキングスペース」と呼ばれる高速WIFI完備のカフェが点在しています。観光客慣れしている住民が多いので、片言の英語でも通じるのも選ばれやすい理由です。

フィリピン セブ島

南国の気候で、リゾート気分を味わいながら仕事ができます。食費が安いのが特徴です。観光客が増えていることで、国が町を整備しており街並みが綺麗になってきているようです。治安が悪いのが心配ですが、その点も観光客増加により警備が強化され以前より改善されているそうです。

また、フレンドリーな住民が多く地元の情報が得やすいということで初心者におすすめの国です。寒い冬に、日本からでてフィリピンで仕事をするのも良いかもしれません。

ベトナム ホーチミン

女性に人気のベトナムです。お米の麺”フォー”など、日本食に近い味が多くあるので馴染みやすいです。日本と同じく、主食がお米なので米を使った主食が多いのも嬉しい点です。安い宿も多く、食費も安く抑えられます。

マレーシア クアラルンプール

ネット環境が整っている点でおすすめです。クアラルンプール市内は、WIFI環境を設置しないといけない制度もあるくらい速度も安定しているそうで、どの飲食店を選んでも仕事がしやすいと評判です。日本の3分の1くらいと言われる物価なので、生活費をかなり抑えることもできます。

タイ バンコク

すでに住んでいる日本人の方も多く、日本食もスーパーで比較的簡単に手に入ります。人もフレンドリーで日本が好きな住民も多いそうなので、馴染みやすい国です。物価も非常に安く、フリーランスワーカーが集まる国のひとつです。

格安航空券をチェック
気軽に海外ノマドを楽しみたい方におすすめなのが、格安航空券の販売サイトです。航空券のほかに、ホテル予約も可能なサイトもありますよ。
 
・スカイチケット
 

出典スカイチケット

・エアトリ
 
ノマド 海外
出典:エアトリ

様々な国の情報発信をしながらお金が入る

旅行ブログや海外情報サイトなどの執筆系をもとに仕事をしているなら、海外で住むだけで毎日様々な情報が学べます。現地の人しか分からない情報を発信することで、その情報を有料で発行してみてあっという間に完売したり、無料でもブログにアフィリエイトを設置してコツコツ小銭稼ぎができます。

海外ノマドワーカー同士で助け合い

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海外でもインスタグラムやツイッターは盛んなので、現地でともだちになりオフ会に参加できる機会に巡り合えたりする確率は高いです。日本よりもコミュニケーションがしやすい東南アジアでは、カフェで仕事をしていると話かけられたりするのが日常です。

日本のカフェでそんなことをしたら、白い目で見られそうですが、そこはさすが海外の文化の違いです。近隣で似たような仕事をしている物同士、意気投合し仕事を紹介しあえる機会も増えますね。

ノマドワーカーのメリットは、気候が暖かい東南アジアは特に服装もラフな人が多いので衣服代がかからないということです。衣服も安く売っているので、日本の半額くらいで衣服を調達できます。

海外ノマドワーカーのデメリット

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では、海外ノマドワーカーのデメリットはどんなことがあるのでしょうか?かっこいいおしゃれな働き方に見えますが、会社に雇われない=自分で全て管理しないといけないのでお金や時間の面で実際は苦労する点も多いようです。

場合によっては日本での税金は払い続ける

日本に住民票を置いたままのスタイルで働く場合は、毎年住民税などの税金を払い続けます。いつ日本に帰っても病院を受診できるメリットはありますが、こういった出費もしっかり頭に入れておきましょう。

国によっては生活費がかさむ

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海外ノマドワーカーに憧れ、いざ出国し住んでみると「意外に食費や家賃が高かった!」という声も耳にします。生活費が高い国は下記のとおりです。基本的に、ヨーロッパ、ロシア、欧米は生活費が高い印象です。

個人差の感じ方の違いもありますので、まずは1度生活してみたい国へ旅行に行くことをおすすめします。実際に行ってみて、良い点も見つかれば「ここには住めないかも…」と文化の違いが分かるはずです。

スイス チューリッヒ

外食をする習慣がないため、スイスのレストランはとても高めです。生活費を抑えるためには家賃を安くしたいとことですが、スイスにはいわゆるゲストハウスやドミトリーなどの安い宿はほぼありません。

オーストリア ウィーン

消費税が高いため、日本とほとんど変わらない生活を強いられます。観光地のため、外食費も高めです。

フランス パリ

観光地でありながら、旅行客へのサービスが足りないと指摘される国の代表格です。ホテルなどの宿で長期滞在しても割引が少なく交通費も割高です。フランスなら郊外でないと生活費は抑えられません。

アメリカ ニューヨーク

言わずと知れた世界都市なので、物価が高いのは当然です。安い宿はピンキリあり、スーパーの食材はそこまで高くないのでほぼ毎日自炊をすれば節約は可能です。

日本より治安が悪い

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日本は、治安が良い国と世界から賞賛されています。それに感銘を受けて、日本に永住する外国人もいるほどです。「鍵を開けたまま外出できるなんて信じられない」「財布を落として戻ってくる国は日本くらいだ」そういわれるほど、日本は盗難被害も少なく安全な国です。

海外は、日本よりも警戒していかないと日常的にスリ行為があったりしますので、ある程度の度胸と注意力が必要です。

海外ノマドワーカーは挑戦しやすい国から始めてみよう!

いかがでしたか?会社に勤めることなく、自分で仕事を切り開いていくノマドワーカーはとても夢のある仕事のひとつですね。現実的には、仕事も自分で営業して取りに行き、出社時間もなく仕事の進捗も自分で管理するので、日によってはだらけて仕事を後回しになってしまうこともあるかもしれません。

それに、定期的に会社が手配してくれていた健康診断もなく、年末調整も自分で処理しないといけません。あらゆる面を全て自分で管理しないといけなくなるので、会社員だった頃がなつかしくなるときもあるかもしれません。

それでも、「海外ノマドワーカーになりたい!」そう思うあなたは、挑戦しやすい東南アジアへ1度旅行で訪れてみて好きな国を吟味しましょう。もし失敗しても、短期間と決めていれば頑張れるかもしれません。いつか実現するあなたの海外ノマドワーカーライフが充実しますように!

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